高野山編・第2弾は、今までとは少し趣向を変えて、屋内での収録。
こうゆうさんが長年お世話になっているという、『和食おぐら』です。
修業時代にこのお店で、教官先生や先輩から天ざるをおごってもらえれば
それが『一人前』と認められた証拠だったとか。
***********
今回、一行が注文したのは精進料理。
宿坊などで出される、純粋な修行僧向けのメニューとは異なり、懐石風の
豪華な取り合わせです
中でも特筆すべきは、高野山名物として有名な胡麻豆腐。
滑らかでクリーミーな舌触りは絶品です
お土産として販売されている胡麻豆腐も、勿論美味しいのですが、やはり
地元で、出来たてのものを頂くのが一番です。
***********
質素・倹約の代名詞の様に言われる精進料理ですが、その本来の役目とは
僧侶が、修行に専念出来るようにと考えられた献立で、気持ちを鎮めて、
体を浄化する食材が使用されています
修業時代のこうゆうさんは、およそパワーの出そうのないラインナップに
疑問を抱いていたそうですが、後にインドのアーユールヴェーダを学んで
体のリズムを整える食材の使い方に、納得したそうです。
***********
さて、皆さんお待ちかね、米裕さんの創作小噺『凸凹同行記』。
四国八十八ヶ所を修め、お礼参りの高野山で不思議な体験をしたごんた。
後に信仰の道へと進み、今はお坊さんとして、高野山を参拝する人々に、
彼の地の伝説を話して聞かせ、正しき道へと導いています。
串を打った焼き魚を、漁師から買い上げたお大師さまが、御真言を唱えて
川に放すと、元気に泳ぎ始めた話。
御廟への参拝者の中に、毒蛇に噛まれる者がいる事を知ったお大師さまが
法力で竹箒に蛇を封じ込めた所、以後、毒蛇による被害が無くなった話。
・・・他にも、不思議なお話は、まだまだありそうです。
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お坊さんの修行の一つに、断食があります。
そもそも仏道修行は、六道輪廻から解脱し、悟りを開く事が目的ですが、
自分がかつて、その世界にいたという事を覚えている人間はいません。
ところが断食をすると、空腹(餓鬼道)、がっつきたくなる(畜生道)、
やたらと周囲に対し怒りっぽくなる(修羅道)など、この場に居ながら、
その苦しみを体感し、自らの進むべき道が明らかになるのです。
***********
こうゆうさんが高野山へいらっしゃる際には、まず最初に立ち寄るという
奥の院、一の橋沿いの『和食おぐら』。
修業時代から数えて、二十数年間のお付き合いになるそうです
ゆっくりと食事を楽しむ気持ちで訪れたい、いつも変わらぬ味と暖かさで
迎えてくれる、こうゆうさんお薦めのお店です
***********
・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。
詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!
こうゆうさんが長年お世話になっているという、『和食おぐら』です。
修業時代にこのお店で、教官先生や先輩から天ざるをおごってもらえれば
それが『一人前』と認められた証拠だったとか。
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今回、一行が注文したのは精進料理。
宿坊などで出される、純粋な修行僧向けのメニューとは異なり、懐石風の
豪華な取り合わせです
中でも特筆すべきは、高野山名物として有名な胡麻豆腐。
滑らかでクリーミーな舌触りは絶品です
お土産として販売されている胡麻豆腐も、勿論美味しいのですが、やはり
地元で、出来たてのものを頂くのが一番です。
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質素・倹約の代名詞の様に言われる精進料理ですが、その本来の役目とは
僧侶が、修行に専念出来るようにと考えられた献立で、気持ちを鎮めて、
体を浄化する食材が使用されています
修業時代のこうゆうさんは、およそパワーの出そうのないラインナップに
疑問を抱いていたそうですが、後にインドのアーユールヴェーダを学んで
体のリズムを整える食材の使い方に、納得したそうです。
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さて、皆さんお待ちかね、米裕さんの創作小噺『凸凹同行記』。
四国八十八ヶ所を修め、お礼参りの高野山で不思議な体験をしたごんた。
後に信仰の道へと進み、今はお坊さんとして、高野山を参拝する人々に、
彼の地の伝説を話して聞かせ、正しき道へと導いています。
串を打った焼き魚を、漁師から買い上げたお大師さまが、御真言を唱えて
川に放すと、元気に泳ぎ始めた話。
御廟への参拝者の中に、毒蛇に噛まれる者がいる事を知ったお大師さまが
法力で竹箒に蛇を封じ込めた所、以後、毒蛇による被害が無くなった話。
・・・他にも、不思議なお話は、まだまだありそうです。
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お坊さんの修行の一つに、断食があります。
そもそも仏道修行は、六道輪廻から解脱し、悟りを開く事が目的ですが、
自分がかつて、その世界にいたという事を覚えている人間はいません。
ところが断食をすると、空腹(餓鬼道)、がっつきたくなる(畜生道)、
やたらと周囲に対し怒りっぽくなる(修羅道)など、この場に居ながら、
その苦しみを体感し、自らの進むべき道が明らかになるのです。
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こうゆうさんが高野山へいらっしゃる際には、まず最初に立ち寄るという
奥の院、一の橋沿いの『和食おぐら』。
修業時代から数えて、二十数年間のお付き合いになるそうです
ゆっくりと食事を楽しむ気持ちで訪れたい、いつも変わらぬ味と暖かさで
迎えてくれる、こうゆうさんお薦めのお店です
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・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。
詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!
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