忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/05/11 22:15 |
【42番】一カ山・仏木寺《きくへんアルバム》
第四十二番札所、一カ山・仏木寺のアルバムです

090117_01.jpg
仏木寺の山門です。
門の左右には仁王様がおられます

090117_02.jpg
本堂前の救世観世音菩薩さまです
阿弥陀様の化身と考えられいて、
冠に阿弥陀様の化仏を付けているのが特徴なのです

090117_03.jpg
七福神尊像が並んでいます。

090117_04.jpg
現在では、飼っていたペットの霊の供養に
訪れる人が多いそうですよ
PR

2009/01/17 17:30 | Comments(0) | TrackBack() | きくへんアルバム
【42番】一カ山・仏木寺《放送内容》
今回のお参りは第四十二番札所、一カ山・仏木寺です。
(一カ山の『カ』は、王偏に果)

平野部の、道路に近い場所に位置するこちらのお寺。
四国横断道が通る事で、現在の静けさも、やがて様変わりするでしょう。

***********

この地には、巡錫でお疲れのお大師さまのお姿を目に留めた土地の老人が
引いている牛に乗って頂くよう勧めた、という伝説が残っています。

牛の背に揺られていたお大師さま、光り輝く楠の大木を発見されました。
近付いてみると、自らが唐におられた時、「密教の聖地を示したまえ」
彼の地から投じられた宝珠がかかっているのを発見。

お大師さまは、楠で大日如来さまの像を刻まれて、その宝珠を白毫として
納められました。

***********

境内へと足を進めた一行に、ちょっとしたハプニング。

米裕さんが、九州は飯塚の知り合いの方とバッタリ!!

この方、自動車に家財道具一式を積んでお遍路をされているそうですが、
現在、何と179周目だとか。

ゆっくり、時間をかけてお参りする、きくへんろ一行。
ひょっとしたら、また道中でお会い出来るかもしれません。

***********

さて、皆さんお待ちかね、米裕さんの創作小咄、凸凹同行記

「ケッタイなモノが建っている!!」・・・と、ごんた。

どうやら、仏木寺境内の『家畜慰霊塔』の事を言っているようです。

日本人は農耕民族。
かつて、牛や馬は、農地を耕作するための、重要な労働力でした。

ですから、人間同と共に暮らす家畜を、家族同様に大切に扱ってきたのが
我々の祖先です。

ですから、家族の一員である家畜が亡くなったなら、人間と全く同じ様に
供養したのです。

決して、『(牛や馬を)食べての供養』ではありません。

かつて、空海さまが牛に乗って来られたという伝説の残る、この地。
そんな御縁があって、家畜慰霊塔があるのかもしれません。

***********

他の団体など、周り大勢の参拝者がいると、お参りしていても、ついつい自分を見失いがちになります。

そんな時に備えての、こうゆうさんからのワンポイント・アドバイス。

『経は耳で読め』。

自分の声と、相手の声を合わせた音を耳に入れる様な感覚で読経すれば、
迷ったりする事も少なくなります。

***********

『草も木も 仏になれる仏木寺 なを頼もしき鬼畜人天』

仏木寺の御詠歌です。

草木さえも仏になる事が出来る。

ならば、地獄や餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、そして天界にある者は
尚更、仏の道に近いはずです。

志をしっかり持って、正しい道を進め!!

・・・そんな風に、我々を奮い立たせて下さる歌ではないでしょうか。

***********

最後は、杉本さんのてくてくインタビュー・ひとへんろ

お接待にと蜜柑を持つ女性、大阪から団体でお参りされているそうです。

三十三箇所をお参りされた後、念願の初孫に恵まれた事が、お遍路を巡る
きっかけとなったとの事。

現在は、お礼の意味も含めて八十八箇所をお参りされているそうですが、
回っている時、手を合わせている時が一番幸せだそうです。

***********

・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。

詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!

2009/01/11 22:51 | Comments(0) | TrackBack() | 放送内容
【41番】稲荷山・龍光寺《きくへんアルバム》
第四十一番札所、稲荷山・龍光寺のアルバムです

081227_01.jpg
稲荷山という山号でお分かりのとおり、
見上げれば真っ赤な鳥居が輝いています

081227_02.jpg
稲荷神社から見た風景です。
素晴らしい眺めですね

081227_03.jpg
杉本さんもまじめに聞いています

081227_04.jpg
米裕さんもまじめ顔です キリリ


2008/12/27 17:30 | Comments(0) | TrackBack() | きくへんアルバム
【41番】稲荷山・龍光寺《放送内容》
今回のお参りは第四十一番札所、稲荷山・龍光寺です。

民家と土産物屋、うどん屋などが軒を連ねた、車一台がようやく通れる
細い参道の先にある、盆地に位置するこちらのお寺。

石段の下から見ると、向かって右側に大師堂、左に本堂、そして正面には
赤い鳥居の奥に稲荷神社のお社がある、変わった造りになっています。

***********

空海さまが、唐の国から密教を持ち帰られた当時。

伝えようとされた新しいみ教えが、どんなに素晴らしいものであっても、
旧来の考え・風習を守る側にとっては、やはり抵抗があります

古い教えを否定するのではなく、その利点を十分に理解し、敬意を払って
尊重しつつ、新しい密教を導入する
事で、お互いを更に高め合える・・・

空海さまは、旧来の教えを否定するのではなく、共存共栄を念頭に置いて
苦労しながら、密教を広められましたが、この地を巡錫なさっていた時、
稲を背負った翁が現れ、み教えに感動して、

「仏法により、この地を守りたい

・・・と言った、と伝えられています。

これに類する説話は、各地に伝わっており、出会うのが、ある時は美女
またある時は大男だったりするのですが、それらの人物は、土地の神様
人の形を借りて現われた姿
だと考えられています。

***********

さて、皆さんお待ちかね、米裕さんの創作小咄、凸凹同行記。

柿のお接待に喜ぶごんたですが、二度と会う事のない自分に、どうして、
土地の人は親切にお接待してくれるのだろう?
・・・と、不思議な様子。

たけやんによれば、かつてお大師さまは、色々な姿で歩いておられたので
土地の人々は、お大師さまをお接待したい一心で、巡礼されている人々に
色々と施しをする内に、お接待それ自体の素晴らしさ・喜びに目覚めた
という事のようです。

だから、

「今後会う事のない人をお接待するのは『損』だ。」

・・・などといった、浅ましい考えはないわけです(笑)

四国は、罪を懺悔するために巡る、とも言われています。
懺悔し、心を美しく磨き上げて、功徳を積む。

『病は気から』という言葉もあるように、磨かれた美しい心を得る事は、
体と精神の安定をもたらします。

懺悔を『ふるまい・お接待』として表わすならば、お遍路を巡る側の人が
土地の人に施しながら歩くという事もあり得るわけで、事実、小豆島では
そのような形のお遍路が実在するそうです。

『施しながら歩く』という事に、ごんたは難色を示しているようですが、
施すのは、必ずしも『物』である必要はありません。

『心』・・・即ち、『皆の幸せを祈る気持ち』で良いのです。

功徳といえば、昔、施しをしながら遍路をしていた行者が、疲労のため、
お寺の境内で休んでいた時の事。

悪い龍が現れ、眠り込んでいるそのお遍路さんに襲いかかろうとした所、
腰の守り刀が勝手に抜けて、龍の目を刺し、退治しました。

何も知らないお遍路さん、足元に転がっている龍の目玉を洗ったところ、
突如として雨が降り始め、水を拭き取ると雨が止みます

不思議に思い、その目玉を奉納した先が、この龍光寺だそうです。

功徳を積んだお遍路さんには、悪魔さえも手出しが出来ないのです

***********

本堂とお大師堂でお参りを修めた一行は、稲荷神社へ向かいます。

鳥居というと、神社の『専売特許』といったイメージが強くありますが、
これは本来、『結界』とか『境界』を表わした印。

神道特有のものではありません。

神様へのお参りの作法、本州では廃れてしまっていますが、沖縄へ行くと
昔ながらのやり方が、キチンと残っています。

名前と住所、生年月日と干支をお伝えして、御挨拶申し上げる
仏教徒であれば、自分の宗派を述べるのも良いでしょう。

お参りさせて頂く我々の側からは、相対している神様が、どのような方か
分かっていますので、こちらの素性も明らかにするのが礼儀です。

時に「神前で般若心経を唱えてよいか?」といった事が論じられますが、
空海さまの著作『般若心経秘鍵』には、

「神社にお参りする際は、これをお唱えしなさい。」

・・・と、記されています。

***********

納経所で、お軸に御朱印を頂いた杉本さん

他の参拝者に気を遣い、慌てて出し入れする事が多いため、大切なお軸が
ねじれていたのを、納経所の女性がキチンと直して下さったそうです。

ほんのちょっとした心遣いに、思わず心温まる瞬間があります

何気ない対応で、他人を笑顔にする事が出来る。
・・・我が身を省みる、良い機会を頂いたようです。

***********

・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。

詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!


2008/12/21 17:20 | Comments(0) | TrackBack() | 放送内容
【40番】平城山・観自在寺《きくへんアルバム》
第四十番札所、平城山・観自在寺のアルバムです

081213_01.jpg
寶聚殿八角堂 宝物展示室です。
ここには弁財天と文殊菩薩が祀られています。

081213_02.jpg
収録風景です。

081213_03.jpg
苦しみを忘れ、楽な気持ちになれるという
『お忘れぽっくり地蔵』です

081213_04.jpg
M・前澤はこのCDを買ってかえりました

2008/12/13 17:30 | Comments(0) | TrackBack() | きくへんアルバム

<<前のページ | HOME | 次のページ>>
忍者ブログ[PR]