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2024/03/29 16:32 |
【21番】舎心山・太龍寺 《放送内容》
よく整備された駐車場に到着した一行ですが・・・
遠足気分の杉本さんに対し、こうゆうさんの声は、何故か沈みがち

今回は、焼山寺・鶴林寺と共に『阿波の三難所』と呼ばれる内の一箇寺、
第二十一番札所、舎心山・太龍寺へのお参りです。

現在は、ロープウェーで簡単に登る事が出来るのですが・・・
実はこうゆうさん、高所恐怖症なのだそうです

そんな訳で、大はしゃぎの米裕さんと杉本さんに対し、10分間の行程で
こうゆうさんの口から漏れるのは、低い呻き声のみでした

***********

こちらの御本尊は虚空蔵菩薩さまですが、成就すれば記憶力が向上する、
『虚空蔵求聞持法』という行があります。

若きお大師さまは、この地で、虚空蔵菩薩の御真言を百万回唱えるという
その行を修法され、そこから超人的な御活躍が始まりました。

実際に修法した方のお話によると、五感が冴え渡り、感受性が高まるのを
実感出来るそうです。

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さてお待ちかね、米裕さんの創作小噺『凸凹同行記』。

険しい参道に嫌気がさして、何だか自暴自棄のごんた。

これから向かう太龍寺の院号は『常住院』
その険しい山々の風景や、厳しい道中が、心に印象深く留まることから、
このお名前になったのでは・・・というのが、たけやんの説です。

山号の『舎心山』『捨身』に通づる言葉です。

19歳という若さで、身を捨てる覚悟で修行に明け暮れたお大師さまが、
龍を封じ込めたと言われる洞窟・・・龍王の窟屋と不動の窟屋

由緒ある、この神秘的な洞窟は、戦後のドサクサで乱開発の犠牲となり、
姿を消してしまった
、との事。

・・・嘆かわしい話です

太龍寺の御本尊は、虚空蔵菩薩さま。
『虚空(=宇宙)』という無限の蔵に溢れる、幸せ・真実という宝物を、
それぞれの心の清らかさに応じて、分け与えて下さる仏さまです。

毎日、明けの明星が輝く頃・・・

  望みのある人が、至心に21回、御真言をお唱えすれば、願いがかなう
  愛されたい人が、35回、声を上げてお唱えすれば、想いが伝わる
  病の人が、100回お唱えすれば、病苦は消え去る

「ところでお大師さまは、何回コースやったん

無邪気に尋ねたごんた、たけやんの答えを聞いて・・・(笑)

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『西の高野山』とも呼ばれる太龍寺。

その名が表わす通り、お大師堂の周囲は、建物だけでなく木立の姿までが
高野山の奥の院周辺の風景瓜二つだそうです。

瞼の裏に焼きついた、遠い祖山の光景。
先人達は、大変な努力の末に、その再現を成し遂げたのでしょう。

こうゆうさん・米裕さんを始めとする、高野山で修行されたお坊さん達は
この地を訪れると、懐かしさを感じる一方で、初心に帰らねば・・・と、
身も心も引き締まるそうです。

標高の高い場所に位置するため、雷の害に悩まされ続けるこちらのお寺

過去、火災に遭ったという記録も多くあり、現存している建物の中には、
比較的新しい時代のものもありますが、焼失前の様式で再建されており、
よく整備されていながら、古い趣がそのまま残っています

***********

・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。

詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!

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2008/02/19 11:24 | Comments(0) | TrackBack() | 放送内容

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