忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




2024/04/26 09:12 |
【24番】室戸山・最御崎寺《放送内容》
これまで歩いてきた阿波の国『発心の道場』
仏心に目覚めたものの、まだお遍路の意味も、作法も分からぬ状態。
ですから、初歩をしっかり学び、身につける、という段階でした

これから向かう土佐の国『修行の道場』
阿波一国を巡り終え、お遍路の何たるかを理解した立場として、いよいよ
実践に移る段階です。

厳しい自然の中、難所続きの道のりとなります。
継続する事の難しさを心の底から感じつつ歩む道中は、正に修行です。

尚、その先の伊予の国『菩提の道場』讃岐の国『涅槃の道場』
この4つの呼び名は、修行の段階を表しているそうです。


今回のお参りは第二十四番札所、室戸山・最御崎寺です。

今でこそ海岸沿いの平坦な道を通って参拝する事が出来ますが、かつては
険しい山道しかなく、かなりの難所だったようです。

目の前に広がる、雄大で迫力のある太平洋から吹きつけて来る風は強く、
遮るものがないため、日差しも強く感じます

この地で、お大師さまは御自身を、初めて『空海』と名乗ったそうです。

***********

さてお待ちかね、米裕さんの創作小噺『凸凹同行記』

遠い道程をボヤくごんたですが、高知と言えば『かつおのタタキ』
美味しい名産品を思い描いて、急に元気になります

そのくせ、大事な事は全く頭に入らないごんたを見かねて、たけやんは、
虚空蔵菩薩さまの御真言を百万回唱える修行を紹介。

この行を修めると、記憶力が増し、書物等を一度目にしたならば、忽ちに
意味が理解出来て、決して忘れる事がないそうです

「そんなん、無理や」・・・『百万回』という気の遠くなる数字を聞いて
ごんたは実行を諦めてしまいます

「ならばこれから45回、般若心経を唱えてみよ」・・・と、たけやん。

ごんた、コレも無理と思っているようですが・・・。

これまでお参りした札所が23箇寺
それぞれのお寺でお勤めする場所は、本堂と大師堂の2箇所ずつ。

と、言う事は、既に46回、般若心経を唱えている計算になります

「数に惑わされて、いきなり最初から『無理と決め付けるのではなく、
目の前の事をキチンと修めて行けば、知らぬ内に完成している・・・。

コレが即ち『修行』

***********

続いては杉本さんの、てくてくインタビュー・ひとへんろ。

足取りの重い男性を発見、尋ねてみると新潟からいらした歩き遍路の方。

3年前「今しかチャンスはない」と発心、まずは番外霊場から巡り始め、
現在は番外と八十八箇所を同時に廻っているそうです。

歩き始めた当初は「何故、来てしまったのだろう?と後悔されたとか。
今はゴールに向かって一歩ずつ、着実に進んでおられるようです

***********

お参りを修めた一行は、巨岩だらけの岬へとやって来ました。
吹く風は、菅笠が飛んで行きそうなくらいに強烈です。

眼前には、何にも遮られることなく広がる、空と海

お大師さまは、この地の御厨人窟(みくろど)で、虚空蔵求聞持法という
荒行を修められました。

日本国内でも屈指の雄大さを味わう事の出来る、こちらの札所。

海岸沿いの道が存在しなかった頃は、ゴロゴロと転がる大きな岩の間を、
ロッククライミングの如く越えて行く、大変な修行だった事でしょう。

***********

・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。

詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!
PR



2008/04/09 00:53 | Comments(0) | TrackBack() | 放送内容

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<【24番】室戸山・最御崎寺《きくへんアルバム》 | HOME | 24番札所でのショット>>
忍者ブログ[PR]