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2018/10/21 19:03 |
【32番】八葉山・禅師峰寺《放送内容》
今回のお参りは第三十二番札所、八葉山・禅師峰寺です。

山号の『八葉』とは、仏さまが座していらしゃる蓮の花の葉を表します。
御本尊の十一面観音さまは、お大師さま自ら刻まれたと伝わっています。

風の強い断崖絶壁に位置する、こちらのお寺。
眼下に海を見渡す事が出来て、航海の安全を見守るお役目があります

今でこそ車で楽に参拝出来ますが、旧参道は傾斜が急な上に、海から吹く
強い風もあり、『修行の道場』を実感出来ます。

並みに刻まれた奇怪な形の岩が多いため、石段は、参拝者の足にとっては
決して『親切な造り』とは言えませんので、足下に注意が必要です

でも、そうして登り切った先には、絶景が待っています

***********

お遍路とは、元々『辺地』信仰と言って、土地の端々を巡る修行でした。

昔は地図がありませんから、太陽や月の位置を見て方角を確認しながら、
海沿いを歩いたのだそうです。

***********

さて、皆さんお待ちかね、米裕さんの創作小噺、凸凹同行記。

ケッタイな岩と、『禅師峰寺』という珍しい名前のお寺に興味を引かれた
ごんた。

禅師とは山岳修行のお師匠さんを指す名前なので、その昔、この一帯には
山伏が多くいたのだろう、とたけやんが推測します。

眼下に広がる太平洋を眺めつつ、ここは海の神を祀った場所だという事を
たけやんが教えますと、断崖絶壁の山の上なら、山の神では?・・・と、
疑問に感じるごんた。

海の神を諌めるために、捧げ物をする。
そこが、海を見渡す山の上の岩場なら、その岩が御神体となる。
・・・ならば、山の天辺に海の神を祀る事も、不思議ではありません。

神社仏閣が存在している事には、ちゃんとした理由があります。

ただ単に表面を眺めるだけではなく、その背景にある歴史を学び、そして
その場にある意味
を考えれば、全てが理解出来るはずです。

たけやんの分かり易い説明に納得したごんた、境内の『船魂観音』さまを
見つけました。

船魂(フナダマ)さまとは、船が完成した時に来て頂く
神さまだそうです。

室戸岬から続く海沿いのお札所は、どのお寺も同じお役目を持っており、
海の神を諌め、航海の安全のために火を焚いていたそうです

ある者は炎に海の神を感じ、航海から帰って来る者は、灯台の明りを見て
何とも言えぬ安心感を抱いた事でしょう

ところで、海の神に「供養する」というたけやんの言葉に違和感を抱いた
ごんた。

『供養』とは、死んだ者のために行うものと思っていたようですが・・・

たけやんによれば、供養とは『供え、養う』こと。
即ち、お供えをさせて頂き、喜んでもらう事で、神や仏の御加護を頂く。

「恐いから、迷わぬように、祟らぬように」との思いから行う事などでは
決してありません

お力を頂ける様な事を日々積み上げる行為、これを『善根を積む』と言い
こういった習慣を持つ人は、精進を積み重ねていて心も清らかですから、
魔も近付いては来ません。

そういった事に気付いた人々が、命を供養してまで守り継いで来たのが、
神仏の祀られている場所です。

そこに込められているのは、『自分のため』などという気持ちではなく、
『皆のために』という思いです

***********

こちらの境内は、坂本龍馬で有名な桂浜も見渡せる場所にあることから、
観光を兼ねたお参りの方も多くいらっしゃいます。

本堂と海岸の間にも、多くの奇岩があります。

おそらく、元々この場所にはお堂などの立派な建物があった訳ではなく、
自然の岩を利用した祠や洞窟等、荒々しい環境で修行されていたのでは?
・・・というのが、こうゆうさんの推測です。

実際、目にする岩には、神仏が宿っているかの様な神聖さを感じます

***********

続いては、杉本さんのてくてくインタビュー・ひとへんろ。

静岡からいらした、歩き遍路の女性。
洗練されたお遍路スタイルの秘密とは・・・スポーツ用スパッツ。
膝を保護する役目も果たしてくれるそうです。

1時間に1回の休憩というリズムで、1番から順に歩いて来たそうですが、
疲れてくると、休憩に要する時間が徐々に長くなる、との事。

また、杉本さんは、歩き遍路をしながらの観光に興味があった様ですが、
この女性の経験からすると、お参りと観光との同時進行は難しいそうで、
観光の場合はそちらに専念し、お参りを休んで楽しむそうです。

***********

番組の最後に紹介頂くのは、凸凹同行記でも登場した、船魂観音さま

海上の安全を祈願し、弘法大師空海さま自ら刻まれたとされる、この像。
参勤交代の際、歴代藩主が必ずお参りされたそうです。

地元の方々をお護りし、人々から慕われてきた、こちらのお寺。
親しみを込めて『峰寺さん』と呼ばれるのも、理解出来る気がします

***********

・・・という訳で、今回のダイジェストはこの辺で。

詳しくは、FMくらしきのOAと、Podcastでチェック!!
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2008/08/06 00:41 | Comments(2) | TrackBack(0) | 放送内容

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コメント

三十三番札所の「ひとへんろ」コーナーでインタビューを受けた者です。
自分の声が番組なっていて感激です!

私はその後も順調に歩き、8月19日に晴れて結願いたしました。
歩き遍路は本当に大変でしたが、車だと通れない旧遍路道も多く残っており、そういった道々で素晴らしい景色や人々に出会えたときには歩いてよかったなぁと感じました。

今後も、伊予讃岐と長い道のりかとは思いますが、遍路の旅に出たくなるような番組を期待しております。



あと。。。ご同行されていたのが桂米裕さんだったことを後から当HPで知り、お話しできなかったのが残念です。。(落語ファンなので。。)
posted by いそ at 2008/08/28 19:52 [ コメントを修正する ]
書き込みが遅くなり失礼しました。
結願おめでとうございます!
その節はありがとうございました。
たいへんな旅立ったと存じます。
この経験をこれからの生活に活かされ、信仰のある毎日を送って下さい。
またどこかで再会出来ますことを…遠い空から願っております。

ロケはちょうど足摺を納めたところです。
暑さと道中の長さはたいへんでした。
こうゆうさんはこの夏、別行も含めて3度も出向かれたそうです。

米裕さん情報は姉妹番組『拝、ボーズ!!』で時々ふれますので、
そちらもお楽しみ下さい。

http://www.haibozu.com/

ますますのご活躍お祈り申し上げます。

      南無大師遍照金剛     至心合掌
posted by スタッフ一同 at 2008/09/03 06:19 [ コメントを修正する ]

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